新城定吉さんの神がかり体験談

御年90歳(数え92歳)を迎えられた新城定吉さんは、昨年末から少し体調を崩されていましたが、今回、新城さんの口から45年間の神修行のお話を直接、聞くことが出来ましたので、この貴重な体験談をなるべくお話しされた通りにここに記録しておくことにします。

神に導かれ、人生が180度、変わってしまうような体験をする人達がこれからも出てくるからこそ、どうぞ、新城定吉さんの貴重な体験を参考にして自分の道をお進み下さいませ。

神様とのキッカケは、沖縄本島で次期工場長候補として期待されていた40代半ばの頃まで戻ります。

ある日から一睡も出来ない夜が続き、それが1年以上も続いた為に、仕事中に眠くなり仕事ができないので、自主退職を工場長に願い出ましたが、上司は、「会社で寝ててもいいから居て欲しい」と言われ悩みましたが、新城さん自身が仕事や仲間に対する誠意に反すると退社を決めて、ご両親がいる現在の宮古島の家に家族と戻り、ゆっくり農作業でも手伝おうと思っていた次期があったそうです。

宮古島に戻っても毎日、寝れない日々が続いた為に、当時、宮古島で有名なユタが二人いたそうですが、そのユタに逢いに行く事を決めて訪れると、たくさんの人が集まっていて、相談者の干支を聞くだけで、家族や先祖の話しをする人を見て、すごい人がいるものだと関心したと言います。

しかし、あまりに相談者が多く混み合っていたので、「夕方まで待てるか?」とユタに言われ、5時間以上も待たされたあとに、やっと自分の番が来てユタが言った言葉は、「あなたは直接、神様から伝えられていることがあるはずなので、私があなたに教える事が無いから帰りなさい」と言われたそうです。

こんなに苦しい体験をしても、まだわからないのでここへ来たので、どうか、もう一度、神様に聞いて下さい」と頼むと、ユタが神様に向かって線香を立てようとした瞬間に、ユタの体は横にふき飛ばされたそうです。やっと起き上がったユタは、怒った口調で、「だから、あなたには何をするべきか神様が教えているのだから、もう自分で直接、神様に聞きなさい」と怒られてトボトボ家に帰ってきたそうです。

これから自分が何をするべきか学ぼうと思ったのに、まったく何をしたら良いのかわからんと一眠りすると、どこかの山のにある御嶽で拝みをしている自分の姿が映像で見えたそうです。

その御嶽の映像の話しをお母さんに言うと、「そういう場所の御嶽があるよ」と言うので、知人の車に乗せてもらって一緒に拝みに行く事にしました。お母さんは、山の途中で帰ろうとするので、何故、帰るのか聞くと、「他人の土地で拝みをするのは怖い」と戻りましたので、自分も戻ろうとすると、神様が、「あなたはどうして戻るのか!あなたは、一人でもやりとげなさい!」とメッセージが降りたそうです。

改めて、山を登って神様に向き合うと、感謝の言葉のあとに、自分の土地の神様や先祖の拝みをしていないことを怒られたので、家に戻って「自宅の庭にある御嶽で祈りをしなさい」と言われたことをお母さんに話したそうです。

お母さんからは、「あの拝み場所には神様はいない」と言われたので、もう、ずいぶん昔から拝みはしていないと言われましたが、自分が拝みをしていいかと聞くと、「あなたがしたいのならしなさい」と言ってくれたそうです。それから毎日、石庭の拝み場所や近所にある御嶽や先祖御嶽に行って拝みを続けていたそうです。

そういう永い神に向き合う時間の末に、著書に書かれているように庭の石につまずく話しから石庭を掘り起こすようなりましたが、短いお話しの時間で、壮絶な45年間の葛藤の時間を感じさせて頂きました。

私自身も、1998年から神ガカリの同じ体験をしてきたからこそ、その辛さはよくわかりますが、実に、神に向き合って来た時間が45年間とは恐れ入りました。

現在、新城さんは、神様に言われて、新しい幾何学や数学の勉強を始めているそうです。私はこの話しを聞いて、いつまでこういう辛い時間を過ごすのかと悩んでいた自分の愚かさを教えて頂いた貴重な時間になりました。

自分の意思ではなく、神に向き合う役目を頂く人間は、家族や回りの人に理解されないうえに、社会人としての常識や信頼を失うような日々を過ごす時があります。

運良く、奥様が沖縄本島でマンション経営をしてくれていたおかげで、神に向き合う時間やお金が与えられたことを感謝していることも教えて下さいました。

私自身、家族や多くの人達に支えられているからこそ出来る神仕事ですが、大先輩の体験談に勝る教えはありません。

この貴重なお話しを今、聞けた意味も感じていますが、どうか皆様、この石庭は興味本位ではなく、神に向き合う意味や心を新城さんから学ぶ気持ちで訪れて下さい。

毎日、無償で訪問客に与え続けている時間やエネルギーを考えますと、到底、同じ事はできないと誰しも思うと思いますが、だからこそ、自分に与えられた役目や仕事はしなければいけないと改めて覚悟を決めた時間になりました。新城定吉さん、本当にいつもたくさんの教えや気づきをどうもありがとうございます。2012.4.8